水窪 常光寺山エコツアー
SMNGA事務局 自然ガイドの佐野です。
梅雨の合間に、水窪の常光寺山に行って来ました。
常光寺山の麓、標高1100mの場所にある、山住神社には、樹齢1300年越の大杉がそびえ、天龍杉の歴史を感じる空間です。

徳川家康が武田勢に追われ山住に逃げ込んだ時、山全体が鳴動し、ウォーウォーという山犬の大音声がおこり、武田勢を退散させたと伝えられていて、以来、徳川家康の崇敬を受けたと言われています。そのため、山住神社の神紋には葵の紋、神札には山犬様が描かれています。

その山住神社から800mほど林道をすすんだところから、登山はスタートします。
天龍スーパー林道とよばれるこの路が出来る以前であれば、ここも南アルプス深南部、アプローチだけでも1日はかかった場所だったのでしょう。
登山道入口から暫くは、緩やかなミズナラとブナの混合林を歩きます。ふわふわと柔らかい落葉広葉樹の地面は、とても歩きやすいですね。
間もなく両側の笹原の中に、珍しいお花を発見!笹の花です。

60年に一度咲くと言われるこの花は、咲くのを最後に枯れてしまう、笹の最期を飾る花なのです。
ブナの林にはコバイケソウが群生していました。まもなく白い花が咲くのでしょう。
森林浴を存分に楽しんでいると、徐々に坂が急になってきます。
常光寺山へは、300mの急登を越え、一旦鞍部へ100m程下って登り返す必要があります。

ギンリョウソウ、アマドコロ、マイズルソウ、ユキザサ、ハナニガナ、チゴユリ、ヤマツツジ、ミヤマザクラ、ヤマシャクヤク、ノリウツギ
季節は春から初夏へと向かっていることを教えられます。
のんびり2時間半ほどで頂上につきます。

ここには、今シーズン最後のサクラ、深山桜が咲いていました。

南には京丸山、北東方向には、深南部の山々、麻布山、黒法師岳、前黒法師山を望むことが出来ました。

景色を存分に味わい、帰路につきます。随分と日が長くなりました。
たっぷり山で遊べる季節になってきました。次回は、初夏の高原エコツアーを予定中です。
梅雨の合間に、水窪の常光寺山に行って来ました。
常光寺山の麓、標高1100mの場所にある、山住神社には、樹齢1300年越の大杉がそびえ、天龍杉の歴史を感じる空間です。

徳川家康が武田勢に追われ山住に逃げ込んだ時、山全体が鳴動し、ウォーウォーという山犬の大音声がおこり、武田勢を退散させたと伝えられていて、以来、徳川家康の崇敬を受けたと言われています。そのため、山住神社の神紋には葵の紋、神札には山犬様が描かれています。

その山住神社から800mほど林道をすすんだところから、登山はスタートします。
天龍スーパー林道とよばれるこの路が出来る以前であれば、ここも南アルプス深南部、アプローチだけでも1日はかかった場所だったのでしょう。
登山道入口から暫くは、緩やかなミズナラとブナの混合林を歩きます。ふわふわと柔らかい落葉広葉樹の地面は、とても歩きやすいですね。
間もなく両側の笹原の中に、珍しいお花を発見!笹の花です。

60年に一度咲くと言われるこの花は、咲くのを最後に枯れてしまう、笹の最期を飾る花なのです。
ブナの林にはコバイケソウが群生していました。まもなく白い花が咲くのでしょう。
森林浴を存分に楽しんでいると、徐々に坂が急になってきます。
常光寺山へは、300mの急登を越え、一旦鞍部へ100m程下って登り返す必要があります。

ギンリョウソウ、アマドコロ、マイズルソウ、ユキザサ、ハナニガナ、チゴユリ、ヤマツツジ、ミヤマザクラ、ヤマシャクヤク、ノリウツギ
季節は春から初夏へと向かっていることを教えられます。
のんびり2時間半ほどで頂上につきます。

ここには、今シーズン最後のサクラ、深山桜が咲いていました。

南には京丸山、北東方向には、深南部の山々、麻布山、黒法師岳、前黒法師山を望むことが出来ました。

景色を存分に味わい、帰路につきます。随分と日が長くなりました。
たっぷり山で遊べる季節になってきました。次回は、初夏の高原エコツアーを予定中です。